焼きとうもろこし by セブンイレブン

近所のセベンは屈強な女店長の視線が怖くて
店員も震える冷戦状態なので、
少し遠いセベンへ遠征へ行くことに。

お。
ここの店員のねーちゃんはオシャベリだな。
楽しそうにブッシュについて語り合ってるではないか。
へへへ。

なんて考えていると買うものを忘れてしまい、
適当にお茶とうまい棒５本くらい持ってレジへ。
するとレジ横のホットメニューに見慣れぬブツが。

その名も「焼きとうもろこし」。

焼いたとうもろこしですな。
しかも短く切断されちょる。

祭り好きとしてはかわずにいられません。
うまい棒をピッピッとレジでやっている刹那の間に
「とうもろこす１つ」と。

とうもろこ「す」と。

・・・ミスッた。

何故レジで注文するだけで緊張してナマっているんだ。
もう、あたいってバカなんだから。
あはは。
うふふふ。
えへえへえへ。

そうこうしているうちに支払い完了。
家に帰って早速食べてみると・・・。

ち、ちべたい！

お茶の冷たさのおかげでクール焼きとうもろこしになっている。
ちくしょう。
「袋べつべつにしますか？」
というのを遠慮せずにしてもらっとけばよかった。

せっかくなのでチンすることに。
うんうん。
チンすればなかなかうまいな。
祭りでは醤油がダーっとかかってるけど、
これはかなり塩分控えめのようだ。
とうもろこしの甘みがメインで芯の部分にほのかに塩っけがある程度。
いいね。
この甘さがいい。

全部食べつくした後に残った芯。
びみょうな塩っけが恋しくてかじりたい衝動に。

かじりたい・・・。
かじってみたい・・・。
誰も見てないし・・・。


かぶっ。

うまーい♪


ふと電源を切ったテレビの黒い画面を見上げると、
芯だけになったボロボロのとうもろこしにかぶりついて吸っている紳士が一人。

笑顔が寂しいね。

そういや年下の女の子にそう言われたっけな。

寂しいかぁ・・・。

ははは。